黒子「Suicaですの!」






1: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 21:20:42.16 ID:vFU3J50EO

初春「私達が乗るのは二番線ですね」

黒子「待ちなさいましよ初春、まだ切符買ってませんのよ!」

初春「大丈夫ですよ、私Suica持ってますから」サッ

黒子「すいか…?果物の物々交換でもするつもりですの」

初春「違いますよ。これを使えば切符が要らないんですよ」

黒子「な…なんですと…!」

6: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 21:31:26.81 ID:vFU3J50EO

黒子「なぜ初春がその様な能力を…!」

初春「ほら、白井さん早くしないと」

黒子「くっ、テレポートですの!」シュン

スタッ

初春「ちょっと!何やってるんですか。改札通らないとダメですよ」

黒子「ふっ、わたくしにかかれば簡単な事ですのよ」

初春「簡単じゃないですよ!キセルは犯罪ですよ」

黒子「初春も能力を悪用してますのよ」

初春「Suicaは能力じゃなくて…」

黒子「いいから早くしないと遅れますわ」ガッ

初春「あ、待って下さいよ!」

8: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 21:37:38.59 ID:vFU3J50EO

ガタンゴトン

黒子「わたくしにかかればこんな物ですの。初春の能力なぞ羨ましくも何ともですのよ」

初春「違うって言ってるじゃないですか」

黒子「負け惜しみはよろしいんですのよ」

初春「もしジャッジメントがキセルしてるなんてバレたら大変な事になりますよ」

黒子「どうしてバレますの、わたくしのテレポートは完璧ですわ」

初春「だといいんですけどね…」

10: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:00:01.31 ID:vFU3J50EO

黒子「佐天さんも一緒にこればよろしかったのに」

初春「補習じゃ仕方ないですよ」

黒子「楽しみですわねー。どこから回りましょうか」

初春「少し気がはやいですよ」

黒子「こういうのは先に決めておいた方が効率良く回れますのよ」

初春「そういうもんですか?」

プシュー

黒子「おや着きましたのね」

12: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:06:14.25 ID:vFU3J50EO

ガヤガヤ

黒子「凄い混んでますのね。他に行く所は無いんでしょうか、これだから庶民は」

初春「うーん、それにしても全然進まないですね」

「ねぇーまだなの?朝からずっと待ってるんだよ!」

「仕方ねぇだろ。ジャッジメントの言う事は逆らえないし」

黒子「聞きましたの初春?朝からこの調子ですのかしら」

初春「それよりもジャッジメントって言うのも気になりますね」

13: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:13:28.51 ID:vFU3J50EO

ガヤガヤ

固法「はいはい、並んで列を乱さないで下さいねー」

初春「あれ?固法先輩ですね」

黒子「どうしたんでしょう?固法先輩もデズニーランドですの?」

固法「あれ、あなた達も召集されてたの?」

初春「どういう事ですか?何かあったんですか」

固法「早朝にこの駅で、列車テロがあったのよ」

初春「テロ!?規模は、怪我人はどの程度なんですか!」

固法「ブリーフィングで言って無かった?テロは未遂で終わったのよ」

15: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:26:15.48 ID:vFU3J50EO

黒子「だったからよろしいではありませんの。早く通して下さいの」

固法「それは出来ないわ。ここに犯人がいるかもしれないのに」

初春「ここに?」

固法「監視カメラが捉えてたのよ。犯人が深夜に侵入して爆弾を仕掛けるまでを」

黒子「はぁ?それとこれの何が関係ありますの」

初春「つまりまだ犯人が駅の中にいるって事ですね」

固法「そう。犯人は改札が機能する前に侵入した。だったら駅の中にいて切符を持ってない人物が犯人よ」

初春「なるほど、それで駅を封鎖してチェックを」

黒子「切符を……チェック…ですの……」ダラダラ




17: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:32:58.26 ID:vFU3J50EO

初春「分かりました!私も手伝います」

固法「手伝う?あなた達ジャッジメントで召集されたんじゃないの」

初春「だって私達はデズニーランドに…」

グイッ

黒子「初春…、ちょっとトイレですの…」ダラダラ

初春「別に私もよおして無いですよ?一人で行ってきて下さいよ」

黒子「シャーラップ!早く来なさいまし!」ダラダラ

固法「大丈夫白井さん?顔真っ青だし、油汗だらけじゃない」

黒子「だいじょーぶですのよぉー、トイレに言ったら治りますの」ダラダラ

19: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:41:09.35 ID:vFU3J50EO

ガヤガヤ

「ンだよ、厠も満員じゃねェか。どうなってやがンだ」

「もう我慢出来ないよってミサカはミサカは排水の陣!」ブルブル

「仕方ねェだろ、男子便所の方使うしかねェか」

「そんなのレディには不可能だよってミサカはミサカは異義を唱える!このペットボトルに…」ゴソゴソ

初春「大変ですね。トイレ満員みたいですよ、ペットボトル買ってきましょうか」

黒子「構いませんわよ。別にわたくし、もよおしてませんの」

18: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:33:48.93 ID:FDg8tuRd0

前から疑問に思ってたが何でキセルって言うんだ?

21: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:48:53.25 ID:JpWdabKD0

  ┌この乗車区間の運賃だけ払う
○━━○──○──○──○──○━━○
                        └この区間だけの定期使う

細線の部分の運賃は払ってない
そうするとちょうど煙管の吸い口と雁首(金属でできてる部分)だけしかお金を払っていない

23: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:54:32.48 ID:vFU3J50EO

「ダメだよー漏れちゃうんだよー」

「仕方ねぇだろ、混んでるんだからさ。このペットボトルにでもするか?」

「私はレディなんだよ、そんなの言語道断だよ!」

「だったら、ほら。柵乗り越えてあそこのコンビニ行ってこいよ」

「ダメだよー、そんなのキセルになっちゃうよ」

黒子「…………!」ビクッ

「キセル?なんだそれ」

「そんなのも知らないのかな?キセルっていうのはパイプのキセルの作りを洒落た言葉なんだよ。元は学生の隠語だったんだけど、明治以降、一般でも広く使われるようになったんだよ。詳しくは上図を見るんだよ」

「へー、そうなのか」

「そうなんだよ!トイレ漏れるんだよ!」

24: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 22:56:22.13 ID:FS1VXJUm0

利用してワロタwww

27: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:00:59.10 ID:vFU3J50EO

初春「皆さん困ってますね。早く切符を持ってない人物が見つかればいいのに」

黒子「めったな事は言わないで下さいまし!!」

初春「ちょっと、大きい声出さないでくださいよ」

黒子「まずいですわねー…本当にまずいですのよぉ」ウロウロ

初春「デズニーランドが気になるのは分かりますけど、仕方なくですよ」

黒子「わたくしが気になるのは、そちらではありますの!」

初春「違うんですか?」

28: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:10:00.07 ID:vFU3J50EO

黒子「初春は覚えてませんの?わたくし達がどうやって改札を通ったかを…」

初春「どうやってって……。あ、あーぁぁぁぁぁぁ!!」ビクッ

黒子「今頃気付きましたの?わたくし達はとんでもない事をしてしまいましたの!」

初春「もし固法先輩にでもキセルがばれたら…」

黒子「今度こそ始末書ではすみませんのよ!」

初春「だから私は言ったじゃないですか!始末書どころか逆ジャッジメントですよ!」

黒子「こうなったら隠し通すしか無いですわ…」

29: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:19:59.06 ID:vFU3J50EO

初春「隠すってどうやって?改札意外から抜け出しても監視カメラで御用ですよ」

黒子「ここに止まっていても、どの道ボディチェックでアウトですわ」

初春「完全にチェックメイトじゃないですか」

黒子「しかし、私達は運がいいですの。私達の立場を利用しますわよ」

初春「ジャッジメントですか?」

黒子「捜査される側からする側に回りますの」

初春「なるほど、それならバレないですね」

31: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:26:21.78 ID:vFU3J50EO

黒子「すいません、お待たせしましたの」

固法「え?もう終わったの」

黒子「そうですけど?それが何か」

固法「あぁ、…そうか。でも仕方ないわね」

初春「なんですか?」

固法「でも、ちゃんとペットボトルは処分したのよの」

黒子「訳が分かりませんのよ。とにかく、捜査に配置されたからには必ず見つけますのよ」

固法「なんだ、やっぱり召集されてたんじゃないのアナタ達」

初春「は、はい…、そうだったんですよぅ」

32: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:34:35.79 ID:vFU3J50EO

黒子「ふふふ、このジャッジメントの腕章さえあれば黒子は安泰ですわ」キュッ

初春「これで後は犯人が捕まれば万事O.K.ですね」キュッ

ガヤガヤ

黒子「とはいえ、この数では大変ですのね」

初春「休日ですもんね、仕方ないですよ」

黒子「片っ端からやっていくしかありませんのね」

初春「じゃあ、私は向こうの方からあたりますね」

黒子「了解ですのよ」

34: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:41:54.82 ID:vFU3J50EO

「もうダメなんだよー。この行列をぶち壊して欲しいんだよー…!」ガクガク

「そんなの事したら上条さんに非難ごうごうだろ。皆に我慢してるんだから」

「そんな事綺麗ごと言ってられないんだよ!」ガクガク

スタスタ

黒子「はいはいー、そちらの方。ジャッジメントチェックさせてもらいますわよー」

「ん?白井か。ちょうど良かったぜ」

黒子「あら、アナタは類人猿ではありますの?」

37: とある魔術の禁書目録 SS  2010/10/11(月) 23:57:58.95 ID:vFU3J50EO

インデックス「違うよー、そんな大ざっぱなカテゴリじゃなくて当麻っていう名ま……はぅ!」ガバッ

黒子「どうしましたの?お連れの方の顔色が優れませんの」

上条「その事なんだがテレポートしてくれないか?」

黒子「なにをですのよ?」

上条「コイツの身体から、アレをペットボトルにテレポートして欲しいんだ」サッ

インデックス「だから、レディはペットボトルなんか使わないんだよぉ…」ガクガク

黒子「お小水をそのペットボトルに?」

上条「頼む、このままじゃ俺の身体がアンモニアまみれになっちまうぜ」




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