美琴「あ、あれ? 私たちって付き合ってるんじゃないの?」 上条「?」

2 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 20:41:55.00 ID:Dzba8HDr0
美琴「ちょ、ちょっと! なんでそこでマジな疑問符が出てくるわけ!?」

上条「いや、お前がいきなり突拍子もないこと言うからさ」

美琴「突拍子もない……? いや! ちょっと待って! なんかおかしくない!?」

上条「?」

美琴「だからなんでそんなに純粋な疑問顔なのよ! あー、もう!!」

4 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 20:51:38.18 ID:Dzba8HDr0
上条「なあ、どうしたんだ? いきなり叫びだして」

美琴「わかった! 一旦状況を整理しよ!? それがいいわ!」

上条「よくわかんないけど、別にいいぞ」

美琴「ありがとう! じゃあ早速、いま私たちが居る場所はどこ!?」

上条「? 俺の家だろ? 正しくは、学生寮の借りてる部屋だけど」

美琴「オッケー、正しいわ。で、その部屋の中で私たちの現在地は?」

上条「ベットの上」

5 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:01:43.88 ID:Dzba8HDr0
美琴「うん、よかった。根本的なところは認識一緒ね。安心したわ」

上条「そりゃよかった、もういいならそろそろメシにするか?」

美琴「ゴメン、まだ全然解決してないのよ。次の質問いいかな?」

上条「まあ、いいぞ」

美琴「ありがとう。じゃあ、私たちの今の体勢はどうなってる?」

上条「? 俺がベットの端に、少し足を開いて腰かけてて」

美琴「うんうん」

上条「その間に御坂がすっぽり収まって俺にもたれ掛かってる」

6 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:12:07.12 ID:Dzba8HDr0
美琴「そ、そうよね!? そうなってるわよね!?」

上条「ああ、そうだけど」

美琴「……私たちって、付き合ってるんじゃないの?」

上条「……???」

美琴「疑問符が増えた!?」

上条「いや、話が飛躍してなにがなんだか……」

9 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:20:16.67 ID:Dzba8HDr0
美琴「だっ、だからぁ!」

上条「うん?」

美琴「アンタこうしてると、私のこと後ろから抱き締めてくれるわよね……?」

上条「ああ。御坂、そうされるの好きだろ?」

美琴「う、うん。その…暖かいし、気持ちいいし……。こういうことするのって恋人同士じゃ……」ボソボソ

上条「恋人同士?」

美琴「あ、あれ? もしかして、アンタはこうするの嫌だった……?」

上条「いや、そんなことないぞ」

15 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:30:01.97 ID:Dzba8HDr0
美琴「……ほんとに?」

上条「ああ、御坂と同じだよ。御坂の身体柔らかくて抱きしめてると気持ちいいし、暖かいし、あと髪とかすげえいい匂いがするしさ」

美琴「え、あ、そう…なの?」カァァ

上条「ああ。だから、俺もこうしてるのはかなり好きだぞ」

美琴「あ、ありがとう……」

美琴(そっか、私あんまりスタイルよくないけどそれでもいいんだ……。安心した)

美琴(それに、髪も長くはないけど最近は手入れとか気を遣ってるから、こう言われるとほんとうに嬉しいな……)

美琴「……えへへ」

上条「さ、飯にしようぜ」

美琴「うん!」

18 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:38:01.57 ID:Dzba8HDr0

――――――――――――――

上条&美琴「「いただきまーす!」」

上条「御坂のカレーは相変わらずうまいなー」モグモグ

美琴「腕によりをかけて作ってるからねー」

上条「なんか秘訣とかないのか?」

美琴「そうねー。強いて言うなら……その、あ、愛情をたっぷり込めてるってところかな」テレテレ

上条「ははっ、そういうのは彼氏ができた時にやってやれよ」モグモグ

美琴「…………ごめん、そういえばまだなにも解決してなかったんだった」

23 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:47:29.26 ID:Dzba8HDr0
上条「?」

美琴「だからなんで、そんなに不思議そうな顔をするのよアンタは……」

上条「えーと、どうかしたのか? カレーはいつも通りうまかったぞ?」

美琴「話する前にカレー食べちゃうからちょっと待ってね」ガツガツ

上条「あんまり急いで食べるのは良くないぞ」

美琴「……ふう、ごちそうさま。それでね」

上条「ほら、お茶入れたぞ」

美琴「え? ありがとう……」ゴクゴク

28 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 21:56:48.72 ID:Dzba8HDr0
上条「じゃ、俺は食器洗ってるからさ」

美琴「あ、うん……」

ジャー カチャカチャ

美琴「あ、あの、手伝おうか?」

上条「いや、大丈夫だ。メシ作ってもらったんだから御坂は休んでてくれよ」

美琴「……わかった」

―――――――――――――――

上条「うっし、終わったー」

美琴「あ、お疲れ様。それでね、さっきの続きなんだけど……」

上条「さて、時間ももう遅いしもう帰るだろ? 送っていくよ」

32 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 22:05:28.61 ID:Dzba8HDr0
美琴「え、いやちょっと……」

上条「ほらほら、門限破ると大変なんじゃないのか」

美琴「う、うん。そうなんだけど……。ちょっとアンタ、手……」

上条「もう寒くなってきたからなー。いつもみたいに手を繋いだ方が暖かいだろ?」

美琴「ね、ねえ。これってやっぱり……」

上条「うわ、やっぱり外は寒いな。ほら、早く行こうぜ」スタスタ

美琴「ちょ、ちょっとぉ!」

34 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 22:13:35.09 ID:Dzba8HDr0

―――常盤台中学学生寮前

上条「着いたか」

美琴「そ、そうね」

上条「じゃ、またな。御坂」

美琴「ちょっと! もう帰るの!?」

上条「?」

美琴(また不思議そうな顔を!? えーい、ここは大胆に!)

美琴「そ、その……お休みのキス、とかして欲しいな…って」カァァ

37 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 22:21:50.60 ID:Dzba8HDr0
上条「……御坂」スッ

美琴(え!? キスするの!? だ、だって私たち付き合ってないって……、でもコイツとなら――)グッ

コツン

美琴「痛っ!?」

上条「女性経験のない上条さんをからかうんじゃありませんよー。本気にされたらどうするんだよまったく」

美琴「……え? わ、私は本気で!」

上条「さて、上条さんは帰りますよー。じゃあなー」フリフリ

美琴「あ……」

美琴(…………なんで?)

39 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 22:28:46.85 ID:Dzba8HDr0

―――寮内 美琴の部屋

ガチャ

美琴「……ただいま」

黒子「お、お姉さま。お帰りなさいませ」ピクピク

美琴「あ、うん」

黒子「今日も門限ギリギリだったようですが、も、もしやまたあの類人……殿方の家に?」ビキビキ

美琴「……まあね」

ブチッ

黒子「おのれええええええええ!! あのクサレ類人猿があああああ! 今日こそ、今日こそ仕留めて――」

40 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 22:36:55.84 ID:Dzba8HDr0
美琴「……」

黒子「――あら? あのー、お姉様? 今日は止めないのでしょうか? でしたら、黒子は今すぐにでもあの類人猿を……」

美琴「……その呼び方はやめなさいって言ったでしょ」

黒子「は、はぁ……。あの、何かあったのでしょうか。もしや、あの方と別れることになったとか!?」

美琴「ねえ、黒子」

黒子「はい?」

美琴「私とアイツって付き合ってるように見える?」

黒子「はい? って、何を仰っているんですのお姉様! 学校が終わると毎日毎日あの殿方の家に向かって、帰ってくるのはいつも門限ぎりぎり」

美琴「そうよねぇ……」

41 :とある魔術の禁書目録 SS:2010/12/29(水) 22:44:59.05 ID:Dzba8HDr0
黒子「時には、あの殿方の方から学び舎の園の出口まで迎えにいらっしゃって歩く時にはお姉様の御手を、御手を……!!」

黒子「おのれええええええ!! やはりあの類人猿は許せませんの! 天が許しても、黒子が! 黒子がああああ!!!」

美琴「落ち着きなさいって」ビリビリ

黒子「あうぅん!!」ピクピク・・・

美琴(やっぱり、他の人からもそう見えるわよねぇ。そうだ、一応他の人にも……)

―――翌日

佐天「え? 恋人の定義……ですか?」

初春「えーっと、告白してオッケーをもらえたら、とかじゃなくてですか?」

美琴「あー、うーん……」

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