陽乃「比企谷君。クリスマスはお姉さんとデートしよ?」







1: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 09:30:09.03 ID:U9JUoN7H0

八幡「丁重にお断りします。クリスマスはイベントがあるので」

陽乃「君の言うイベントはオンラインゲームのイベントでしょ?」

八幡「それでもイベントはイベントです。」

陽乃「こ~んな美人なお姉さんとクリスマスを過ごせるチャンス何て滅多にないよ?」

八幡「そ~んな美人なお姉さんとデートするのは気が引けるのでいいです。俺よりも葉山あたりと行ったらどうです?」

陽乃「隼人じゃつまんないもん。リア充っぽい会話しかしないし。」

八幡「俺は会話すらまともにしませんよ?そんな男と行ってもつまらないだけですよ?」

陽乃「心配はいらないよ?私からデートに誘ったんだしそれに私の方が年上なんだからリートしてあげるから?」

八幡「でもクリスマスは小町と過ごすって決まってるんで申し訳ないですが…」

陽乃「小町ちゃんに電話で確認したらお兄ちゃんに言ってなかったですけど予定があるんです!って言ってたよ。」

八幡「小町がクリスマスに予定!?彼氏か!?恋人か!?」

陽乃「それどっちも同じ意味だと思うんだけど?」

八幡「でもクリスマスとかどこ行っても混んでるだけじゃないですか?それに妹さんと過ごしてはいかがですか?」

陽乃「雪乃ちゃんは毎年クリスマスはパンさんのイベントに行ってるからいないもん。」

 
3: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 09:35:23.72 ID:U9JUoN7H0

八幡「行かないとダメですか…?誘っていただけるのは素直に嬉しいんですが寒い中外に出るのはどうも面倒で…」

陽乃「行ってくれたら凄いご褒美あげちゃうかも?」

八幡「ご、ご褒美?」
(それってひょっとしてあんな事やこんなことですかね!?)

陽乃「それにお金の心配は要らないよ?お姉さんが全部出してあげるから。専業主夫になりたいんだから養われる練習にもなるよ?」

八幡「それってヒモじゃないですかね?」

陽乃「君がその気なら将来はお姉さんのヒモになってもいいんだよ?」

八幡「そういう事言われると勘違いしちゃうんで辞めて貰っていいですか?それに俺はヒモじゃなくて専業主夫を目指してます。」

陽乃「勘違いしてくれていいんだけどなぁ」

八幡「クリスマスデートするにしてもせめて家にしませんか?ほら家でパーティーとか」

陽乃「そ~んな事言って本当はお姉さんとHな事しようとしてるんじゃないの?」

八幡「そ、そんな事ありませんよ…」

陽乃「とにかく24日の夜は予定開けておいてね?嫌でもここにお迎えに来るからね!」

八幡「いやっ…俺はまだデートするとは…」

 
5: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 09:43:12.61 ID:U9JUoN7H0

八幡「てな感じで陽乃さんと半ば強引にデートする事になった。」

小町「お兄ちゃん良かったじゃん!クリスマスはずっと小町と過ごしてたお兄ちゃんがあんな美人さんとデートなんて!それに小町は新しいお姉ちゃんが出来そうで嬉しい!」

八幡「気が早ぇよ。それにあの人の事だから何か企んでいるに違いない。まだ信じられん。」

小町「何か裏があったとしてもいいじゃん!陽乃さんとはデートしたくても簡単にはデート出来ない程レベルの高い人なんだよ?」

八幡「それも気がかりなんだよなぁ…俺みたいな目の腐ってる奴と歩いているのを見られたら風評被害が凄いだろう?」

小町「そんな心配する暇があったら今からデートプラン考えなよ!小町、手伝ってあげようか?」

八幡「デートプランは陽乃さんが決めるって言ってたから心配いらない。」

小町「お兄ちゃん!?それだからお兄ちゃんはゴミィちゃんなんだよ?本音と建前って言葉を知らないの!?」

八幡「俺は本音と事実なんでな」

小町「はぁ…ここでお兄ちゃんが陽乃さんをリードして男らしさを見せれば陽乃さんはドキッとして落ちちゃうかもよ?」

八幡「あの人はそんなに簡単に人を好きにならないと思うぞ?それに俺の事をからかってるだけだろう。」

小町「小町は少なからずお兄ちゃんに対して好意はあると思うよ?恋愛かどうかは別にしても」

八幡「んなわけねぇだろう。単なる暇つぶしだよ。」

小町「まぁそれはどうせ25日は分かるしいっか。」

八幡「つーか。小町、お前クリスマスに予定あったのか?陽乃さんから聞いたが」

小町「うん!小町はクリスマス、友達とクリパをするのです!」

八幡「その友達って大志か?」

小町「違うよ。女の子の友達だよ?」

八幡「本当の本当に?」

小町「うん。お兄ちゃんしつこい男は嫌われるよ?」

 
6: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 09:49:45.70 ID:U9JUoN7H0

奉仕部

雪乃「今日で今学期の部活動は最後ね。冬休みの活動がある場合は携帯で連絡するわ。」

結衣「おっけー!」

八幡「つーか、俺お前の電話番号もLINEも知らないし…」

雪乃「仕方がないから交換してあげるわ。私の携帯にセクハラウイルスを導入するのはやはり嫌だけれど」

八幡「新しいウイルス誕生させるんじゃねぇよ。」

雪乃「これで完了ね。」

八幡「お前、今あの男で登録しなかった?」

雪乃「そんな事ないわよ。仮にそれが事実だったとしても人の携帯を覗くのはマナー違反よ?」

結衣「そうだ!今年のクリスマスは3人でクリスマスパーティーしようよ~」

雪乃「ごめんなさい…私は毎年クリスマスはイベントに参加する事になっているの…」

結衣「え~やろうよ~」ダキッ

雪乃「由比ヶ浜さん、抱きつかないで//」

結衣「やるって言うまで離さないもん」

雪乃「わ、分かったわ。クリスマスパーティーをしましょう。」

結衣「ヒッキーは私たちにクリスマスプレゼントを用意すること!分かった?」

八幡「お前それ図々し過ぎんぞ?それに俺はパーティーに参加する事は出来ない。」

結衣「何で?」

八幡「24日は予定があるんだ…悪いな。」

雪乃「どうせゲームでしょう?ゲームなら何時だって出来るのだから来なさい。」

八幡「ゲームじゃないんだが…」

雪乃「他に何の予定があるというのかしら?貴方みたいな人間に」

 



8: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 09:54:24.62 ID:U9JUoN7H0

八幡「まぁ…色々とな。」

雪乃「比企谷くん予定があるならば無理に参加しろとは言わないわ。でも参加しないとするなら明確な理由を教えるべきでしょう?」

結衣「そうだよ!相手に失礼でしょ!」

八幡「聞いて驚くなよ?」

雪乃「別に驚かないわ。貴方の事だから大した予定じゃないと思うから」

結衣「うん!どうせ小町と過ごすから無理って言うんでしょ?それぐらい分かるし!」

八幡「雪ノ下さんとデートする事になった…」

雪乃「はい?」

結衣「えっ!?」

八幡「お前ら驚いてるじゃねぇかよ。」

雪乃「比企谷くん…妄想は予定とは言わないのよ?」

結衣「そうだよ!陽乃さんがヒッキーとデートするわけないじゃん!妄想とかマジキモイ!」

八幡「そこまで言うなら直接確認してもらっても構わないぞ?」

雪乃「そうさせて貰うわ。」

プルルルプルル

陽乃「ひゃっはろー!雪乃ちゃんからお姉ちゃんに電話なんて珍しいね!どうしたのかな?」

雪乃「姉さん、目の腐っている男がクリスマスイブに姉さんとデートすると言っているのだけれど本当かしら?」

八幡「失礼すぎる聞き方だろう!」

陽乃「うん。本当だよ?それが何か?」

 
9: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 09:59:56.00 ID:U9JUoN7H0

雪乃「姉さん、こんな男とクリスマスに過ごしたら何されるか分かったもんじゃないわよ?辞めた方がいいわよ?」

陽乃「別に雪乃ちゃんには関係ないでしょ?それにお姉ちゃんから誘ったんだから何かされても文句言わないし?」

雪乃「私は本当にどうなってもしらないわよ?辞めるなら今のうちよ?」

陽乃「もしかして雪乃ちゃん、妬いてるの?ごめんね。雪乃ちゃんの比企谷くんとデートする約束しちゃって。」

雪乃「そっ!そんなな訳ないでしょう!もう好きにしてちょうだい!」

ツーツー

結衣「ほ、本当にデートするんだ…ちょっと驚いたかなぁなんて…」

雪乃「まぁいいわ。比企谷くんは部活動の交流よりも姉さんを選んだと言うわけだから。これからはそれなりの対応を取らないといけないわね。」

八幡「おい、それおかしくないか?別にクリスマスパーティーは学校行事じゃないだろう。断ったって問題ないだろう」

雪乃「じゃあ人間嫌いな貴方が何故姉さんとのデートは断らなかったのかしら?下心があるからよね?」

八幡「別にそういうんじゃねぇよ。つーか、お前らがそこまで怒る理由が理解出来ないんだが」

雪乃「べ、別に怒ってはないわ。比企谷くん、姉さんとデートした時に罰としてクリスマスプレゼントを買ってきなさい。」

結衣「買ってこなかったら承知しないからね!」

八幡「わ、わかったよ…お前らがそれで納得してくれるなら買ってくるよ」

 
19: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 11:49:16.84 ID:U9JUoN7H0

小町「お兄ちゃん!デートまであと3日だね!」

八幡「何でお前が乗り気になってんだよ…」

小町「お兄ちゃんはこれから小町と買い物に行くのです!」

八幡「いかねぇよ…寒いし。何で寒い中わざわざ外に行かないといけないんだよ?それに貴重な日曜日に」

小町「陽乃さんとデートする時の服を買うに決まってるでしょ?お兄ちゃん絶対に適当に服を選ぶでしょ?」

八幡「別にそこまで力入れる必要はないだろう。逆に力を入れたら勘違いさせちまうし」

小町「いいから!いいから!早く行くよ!それと小町にプレゼントも買って?」

八幡「お前の本当の目的はそれじゃないのか?」

小町「違うよ?小町はお兄ちゃんのタメを思って言ってるのです!」

八幡「勘弁してくれよ…今月はネトゲに課金しすぎて金がないんだよ。」

小町「レッツゴー!」

 
21: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 11:54:31.23 ID:U9JUoN7H0

小町「うん。いい感じですな~その格好なら陽乃さんと歩いても恥ずかしくない!でも目がダメだけどね。」

八幡「それは無理難題だろう…」

小町「さぁさぁ服も買ったことですし!お昼にしよう!」

八幡「もう帰りたい。」

小町「これはデートの練習でもあるんだよ?お兄ちゃん早く小町をエスコートして!」

八幡「んじゃっ、近くにあるサイゼにでも行くか?悪いが600円までな。」

小町「まぁお兄ちゃんに求めすぎるのは酷だからサイゼはいいとしても600円までっていうのは小町的にポイント超低いよ?」

八幡「心配すんな。当日のデート代は全部、陽乃さん持ちだからな。」

小町「えっ?まだ奢ってもらうつもりでいるの?」

八幡「俺は人様のご厚意は無下にしない主義なんでな!あっ今の八幡的に超ポイント高い!」

陽乃「あれれ~比企谷くんじゃん?こんな所で何してるのかな?」

八幡「げっ…今一番会いたくない人に会っちまった」

 
22: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 11:59:57.73 ID:U9JUoN7H0

陽乃「比企谷くんはやっぱり可愛いね。お姉さんとのデートの練習で妹ちゃんを付き合わせてるんだ?そこまで熱心だったとはちょっと見直しちゃった~」

小町「陽乃さんとのデートが決まってから、陽乃さんはどんな所に行ったら喜ぶかな?とかずっと聞いてきて大変だったんですよ」

八幡「おい…俺はそんなこと…」

小町「小町としては美人でしっかりものの陽乃さんみたいな人が兄を貰ってくれると非常に安心出来るんですけどねぇ」

八幡「お前、調子に乗りすぎだ。」

小町「お兄ちゃんだって昨日言ってたでしょ!俺と陽乃さんってお似合いか?とか小町に聞いてきたでしょ?」

陽乃「へぇ~そうなんだ~比企谷くんは今回のデートをそんな真剣に考えててくれたんだね~お姉さんも真剣に考えないとね♪」

八幡「いや違うんですよ…こいつが口からでまかせを言ってるだけで…」

小町「陽乃さん、こんな兄ですが末永く宜しくお願いしますね。」

陽乃「は~い。どうしよう。比企谷くんの大好きな妹ちゃんからお願いされちゃった~」

八幡「こいつの言う事間に受けなくていいですから。」

陽乃「じゃっ、比企谷くん、私はこれから少し用事があるからこの辺でね!3日後楽しみにしてるよ!」

八幡「楽しみにされても困るんですがね…」

 
23: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/07(月) 12:06:28.55 ID:U9JUoN7H0

八幡(全く、小町の事が余計なことばっかり言ったせいで3日後が更に気まづくなったな…)

八幡(それにしても陽乃さんは何故俺とデートを?そこについては詳しくは考えてなかったがきっと何か企みがあるに違いない)

八幡(だとしたら警戒すべきだ…)

八幡「おっ電話だ誰からだ?…雪ノ下からか。」

八幡「もしもし?お前から電話なんて珍しいな。」

雪乃「比企谷くん、クリスマスプレゼントについての希望だけれど私はパンさんのクリスマスセットでいいわ。」

八幡「おい…それ今日たまたま見かけたけど6000円もするじゃねぇか…勘弁してくれ。」

結衣「もしもしヒッキー?私はクリスマスプレゼントはサブレの可愛いお洋服でいいよ!」

八幡「ったく俺はお前らの財布じゃねぇんだぞ?」

結衣「じゃっ頼んだからね!またね!」

雪乃「そういう事よ…何らかしらの理由をつけて逃げた場合は分かるわよね?」

八幡「わかったよ…どうせお年玉がすぐに貰えるから買ってやるよ。」

 
63: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 SS  2015/12/08(火) 14:01:58.83 ID:MojIIrwS0

12月24日

八幡(あぁ…ついにこの日が来ちまった…)

陽乃「比企谷くん!ひゃっはろー!」

八幡(も、物凄いオシャレをしてる!か、可愛い…これじゃ魔王じゃなくて天使じゃないか…それとも堕天使か?)

陽乃「ごめんね!オシャレしてたら少し遅くなっちゃった!」

八幡「別に俺と出かけるんですからオシャレしなくていいんですよ?どうせ俺はダサいんですし」

陽乃「そうかな?君の今日の服装は悪いとは思わないけどなぁ?」

八幡「まぁ俺が選んだんじゃなくて小町が選んだんですからね…だからあいつがセンスあるって事になりますね。」

陽乃「流石私の妹だね♪」

八幡「いつから妹になったんですか?」

陽乃「3日前からだよ?」

八幡「言っておきますけど小町は俺たちをからかってるだけで他意はありませんからね?あんまり間に受けないでください。」

陽乃「相変わらず君は連れないなぁ でもそんな所も可愛いなぁ」

八幡「そ、そうですか…」

陽乃「じゃあいっこ?」ギュッ

八幡「べ、別にそんなにくっつかなくてもいいんじゃないですか?周りの視線が気になるし俺、勘違いしちゃいますし」

陽乃「勘違いさせるためにやってるんだもん」

 




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