八幡「修羅場?」






 
1 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/20 23:47:33.87 qxWZ4+vfO 1/62
八幡「はぁ」(今日は戸塚とあまり話せなかったな。こんな日は早く帰って小町に会いたい)

タッタッタ

八幡(なぜだろう…嫌な予感がするな)

<せんぱぁ~い!

八幡「・・・」(先輩なんていっぱいいるもんな。俺には関係ない。無視だ、無視)

ギュッ

いろは「先輩って呼んでるじゃないですか!なんで無視するんですか?」ウルウル

八幡「あー、先輩って俺の事だったの?てっきり別の奴呼んでるのかと思ったわ」(ていうかすごく近いんだけど…)

いろは「えー?ひどくないですか?先輩なら私が呼んでるって分かってくれると思ってたんですけど」ヨヨヨ

八幡「アーワルイワルイ。んでなんか用か?早く部室行かないと怒られんだけど」

いろは「あ、あのですね。ここではちょっと///…なのでこの教室に入ってください」

八幡(まぁ生徒会の手伝いではなさそうだな)

八幡「なるべく早くしてくれよ?」

いろは「すぐに終わりますよ……..すぐに」ニコッ

 
2 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/20 23:54:14.27 qxWZ4+vfO 2/62
八幡「んで何?」

いろは「あ、あのですね…その….実は…」モジモジ

八幡「?」(こいつにしては歯切れが悪いな)

いろは「私、先輩の事が好きなんですよぉ///」カァ

八幡「嘘乙。本当の目的は何なんだ?また取材に付き合えってか?」

いろは「やっぱり信じてもらえませんよね」ボソッ

八幡「お前、葉山が好きなんだろ?そういうのはあいつに言ってやれよ」(また振られちゃうかも知れないけど)

いろは「はぁ・・・どうしたら先輩は信じてくれるんですかぁ~?」ニコッ

八幡(こんな茶番に付き合ってる暇はない。ここは無理難題を押し付けてこの場を去ろう)

八幡「なら行動で示してみろよ。出来ないだろ?はい、この話はこれで終わりだ。そんじゃあn グイッ

\ドン!!/

いろは「行動で示せば信じてくれるって事で良いんですよね?それじゃあ…」スッ

チュッ
 
4 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/21 00:00:47.06 XIaZQWV4O 3/62
八幡「」(え?なんで壁ドンやられて首筋にキスされてんの?)

いろは「こ、これで信じてくれましたか?///」

八幡「」ボー

いろは「返事はまだ良いです。ヘタレな先輩に今すぐってのは難しいでしょうし…これ私の連絡先です。良い返事待ってますね?それじゃあ」

タッタッ

八幡(このまま返事をせずに引き延ばしてフェイドアウトさせていけば、あいつも飽きて別の奴にシフトチェンジするだろう。よし完璧な作戦だな、うん)

ガラッ

いろは「あっ言い忘れてました。今日中にちゃんとアドレス登録して【必ず】メールしてくださいね?私、待ってますから…ずっとずっと」

八幡(怖い、怖いよ。やべーよ。完全に逃げ道無くなっちゃったよ)

―男子トイレ―

八幡(てか首筋にキスマーク残ってんじゃねえか。このまま部室とか何言われるかわかったもんじゃないな。小町に貰った絆創膏をこんな形で使うなんて勿体ないが仕方ない)ペタッ

八幡「よしこれで隠せてるな。…これに触れられなければ良いけど」トコトコ

いろは「・・・」

 
7 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/21 00:22:43.28 eU8u7UdR0 4/62
―奉仕部・部室―

ガラガラ

八幡「うぃーっす」

結衣「あっ!やっと来たぁー!遅かったけど何かあったの?」

八幡「…トイレに行ってただけだよ」

結衣「・・・ふーん」ジー

雪乃「・・・来たのね」ペラッ

八幡「・・・ああ」ガタッ

結衣「あっ!ヒッキー、首のそれどうしたの?もしかして遅かった理由に関係あるの?」

八幡「虫に刺されたんだよ」(くっ早速触れてきやがって)

結衣「でも教室に居た時は付けてなかったよね?」

八幡「さっきトイレで気づいて、空気に触れさせないようにしただけだ」

結衣「・・・ふーん」ジー

八幡(怖いよ、ガハマさん)

雪乃「…あなた、香水でも着けてるのかしら?」

八幡「は?香水なんか着けてるわけないだろ」

雪乃「そうね。でもあなたから【女性】が着けるような香水の匂いがするのだけれど…もしかしてここに来る途中誰かを襲ったんじゃないでしょうね」

結衣「確かにヒッキーから蜜柑の匂いするし」クンクン

八幡「そんな事する度胸が俺にあると思ってんの?」(襲われはしたけど襲ってないから間違ってないはず)

雪乃「…それもそうね」




 
8 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/21 00:59:22.50 eU8u7UdR0 5/62
結衣「ねー?この後皆でどっか行かない?」

八幡「無理。こうしてる間にも小町が俺の帰りを待ってるからな」

結衣「キモイ」

雪乃「いつもながらその小町さんへの過度な愛情が気持ち悪いわね、シス企谷君」

八幡「なんとでも言え」

ガラガラ

材木座「はちま~ん!!我に!春が!青い春が来たぞー!」

八幡「あ、そう。おめでと」ペラッ

材木座「ぬふふ。先刻おなごが我に話しかけてきたのだ!どうも我の事を好いているみたいでな。これからは少し付き合いが悪くなるかも知れないが許してくれ」

八幡「てかなんで俺がお前に付き合ってもらってる感じになってんの?絡んでくるのお前じゃん」

結衣「でもなんだかんだで仲良いよ…ね、ねえ中二?その女の子ってさ…いろはちゃんじゃない?」

材木座「その通りだ。良く分かったな、お主。さては人の心を見抜く能力を持っているな?」

結衣「…その背中にくっ付いてる写真貸して?」

材木座「背中だと?何をバカなこt「早くして」 …はい」ペラッ

八幡(おいおい背中に写真とかイジメかよ)

結衣「…ねぇ、ゆきのん。これ」スッ

雪乃「?一体なんだと言うの…..そう。そういう事なのね」ギロッ

八幡(2人してめっちゃ見てくんだけど何なの?)

雪乃「材木座君。来て早々悪いのだけれど、私たちこれから話し合いがあるから出てってもらえるかしら?」ニコッ

材木座「へ?」

結衣「良いから出てって?」ニコッ

材木座「ひゃい!」

雪乃「…さて比企谷君、これは一体どういう事かしら?」スッ

結衣「どういう事かちゃんと説明してよね!!」

八幡「なんなんだよ。俺が何したって言うんだよ…はぁ!?」

雪乃「なぜ一色さんがあなたの首にキスしてるのかしら?」ニコッ

結衣「もしかしてその首のって…」ジトー

八幡「こ、これは虫刺されだって言ったろ?」アセアセ

結衣「取って見せて。別に見せるくらい大丈夫でしょ?大丈夫だよね?ね?」

八幡「も、もしかしたら人に移るタイプの…」

雪・結「・・・」ニコニコ

八幡「…はい」ペロッ

 
20 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/21 23:22:19.59 eU8u7UdR0 6/62
結衣「やっぱり…」ジトー

雪乃「冗談のつもりで言ったのだけど本当に襲っているなんてね」ジトー

八幡「待て待て!誤解だ誤解!説明させてくれ!頼む!」(ていうかいつの間に写メ取ってたんだよ、あいつ)

雪乃「これ以上誤解しようがないのだけれど…」

結衣「むぅー」プクー

~事情説明中~

八幡「ってな訳で俺は悪くない」

雪乃「つまり本当に好意を抱いてるなら行動で示せと差し迫ったわけね」

八幡「差し迫ってないから。無茶苦茶な事言えば早く解放してくれると思ったんだよ」

雪乃「・・・」

結衣「そ、それで告白の返事はしたの?」オソルオソル

八幡「ぼっちであるこの俺がすぐに返事出来ると思ってんの?あんな事になって頭真っ白だったわ」

結衣「へ、へぇ~そうなんだぁ~。あ、あのさ….実は「あなたの事が好きよ」 ってゆきのん!?」

八幡「は!?何言ってんの、お前!?」ギョッ

雪乃「そうだったわね…」スクッ

トコトコ

八幡「お、おい。なんでこっちくんの?お前まさか…」ビクビク

雪乃「・・・」グイ

チュッ

パシャ

八幡「」

結衣「」

雪乃「ふふっ。これで私のに上書きされたわね」ボソッ

八幡「お、お前何やってんの///?そんな事するような奴じゃねえだろ///!?」

雪乃「あら、あなたへの好意を信じさせるには行動で示さなくては駄目なんでしょう?」ニコッ

八幡「あ、あれは一色を振り払うための嘘でだな…」
 
22 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/21 23:49:46.48 eU8u7UdR0 7/62
結衣「わ、私も///」

八幡「この状況でさせると思ってんの?」

結衣「なんでゆきのんは良くて私は駄目なの!!」バンバン

八幡「さっきのは咄嗟過ぎて抵抗できなかっただけで許したわけではない。よってお前のを受ける義理はない」

結衣「ふん!」トコトコ

ガチャ

八幡「…おいなんで鍵閉めてんだよ」

結衣「ヒッキーが私のキ、キスを受けてくれるまで帰さないもん///」

雪乃「諦めて彼女の好意を受けたらどうなのかしら?女たらし君」

八幡「一文字も合ってないんだけど…駄目だ駄目!そんな事許すわけないだろ!」

結衣「もう良い!力づくで行くから!」バッ

八幡「アホか!離れろ…このビッチが!」グイグイ

結衣「まさか女の子に手をあげないよね?ヒッキー?」

八幡「ぐっ!….もう好きにしろ」ガクッ

結衣「ふふ。そーする!」グイ

チュッ

パシャ

結衣「へへ///初めてしちゃったね///」

八幡(無理矢理じゃなきゃグッとくる言葉なんだろうな)
 
23 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/22 00:07:37.69 76uGelov0 8/62
―八幡の部屋・夜―

八幡「そういえばあいつに連絡….したくねえな」(でもしないと後が怖いし…くそっ)

プルルルル

ガチャ

いろは 《先輩ですか!ちゃんと連絡してくれて私、今とっても嬉しいですぅ~》

八幡「あ、そう。ていうかお前よくもやってくれたな?」

いろは 《何がですかぁ?》

八幡「材木座にあの時の写真の貼り付けて寄越したろ!そのせいで大変だったんだからな」

いろは 《だって先輩、私がせっかく着けたキスマーク隠すんですもん!それにあの二人への牽制になるかなーって♪》

八幡「見てたのかよ。…ああ、牽制になったな。そのおかげであいつ等も同じ事してきやがったんだぞ?」

いろは 《は?先輩、今なんて言いました?》

八幡「え?あいつ等もお前と同じように迫られたんだよ」

いろは 《なるほど…だから結衣先輩から明日来るようにって連絡が来たんですね。まぁその内あの二人ともお話しなくちゃって思ってましたし…てか先輩、私というものがありながら他の女の子に手を出すんですね》

八幡「ちゃんと俺の話聞いてた?なんで俺から手を出したみたいになってんの?」

いろは 《ねぇ~?先輩の好きな食べ物って何ですか?明日、お弁当作って行きますから!》

八幡「作ってこなくて良いから。これ以上ややこしくしないでくれ」

いろは 《え~!でも信じてもらうためには行動で示さないと駄目なんですよねぇ~》

八幡(あんな事言わなきゃ良かったぜ)

いろは 《ま、教えてくれなくても作って行くんですけどね。あっ今の結構キュンってきませんでした!?》

八幡「いや、こないから」

いろは 《それじゃあ明日楽しみにしててくださいね!おやすみなさい、先輩!》

ガチャ

八幡(まさか教室に持ってくる気じゃないだろうな。まぁ昼休みになった瞬間に教室を出れば大丈夫だろう)
 
28 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/22 13:52:00.28 vQIT1YU4O 9/62
―翌日―

八幡「おはよう」

小町「おはよう、お兄ちゃん!朝ご飯できてるから食べてね」

八幡「いつも悪いな」ガタッ

小町「気にしないで。他でもないお兄ちゃんのためなんだから。あっ今の小町的にポイント高い!」

八幡「はいはい」ズズッ

小町「そういえば家では良いけど、外ではエアー友達と会話するのやめなよ?」

八幡「いや、そんなことしてないから」

小町「えーでも昨日の夜、誰かと話してたじゃん。よく聞こえなかったけど」

八幡「ああ。あれは電話してたんだよ」

小町「お、お兄ちゃんが…電話!?誰と!?ねぇ~?」

八幡「後輩だよ、後輩」

小町「どんな人なの?かわいい人?それともきれいな人?」ワクワク

八幡「なんで女子限定?まぁ顔は良いほうなんじゃねえの」(性格の方は難ありだけどな)

小町「へ~。今度紹介してね?あーお兄ちゃんにもついに春が…小町はうれしいよ」ホロホロ

八幡「そんなんじゃないから。ただの後輩だから」

小町「これは結衣さんと雪乃さんはピンチかもしれないですね~」ブツブツ

八幡(聞いちゃいないし)


 
29 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/22 13:53:23.20 vQIT1YU4O 10/62
―教室―

八幡(時間が経つのが早いのはなんでなんだろう。次の授業が終わればもう昼休みになってしまう。よし、チャイムと同時に教室に出るために寝て体力を温存しておこう)

ガラガラ

ザワザワ…ザワザワ…

八幡(なんか騒がしいな。まぁ三浦あたりがなにかしたんだろ)

タッタッタ

トントン

八幡「?」カオアゲ

いろは「こんにちは、先輩!愛しのいろはですよ!」ニコッ

八幡「…ここ二年の教室なんだけど。なんで居んの?」

いろは「えー!昨日の夜にお弁当作って行くって言ったじゃないですかぁ~!はいっ」つお弁当

八幡「まだ昼休みじゃないぞ」(やばいやばいなんで今来んの?めっちゃ目立ってんじゃん!由比ヶ浜なんて人を殺すような目で見てくるし…)

いろは「だって先輩、お昼になったらすぐどっか行っちゃいそうですし。なので先手を打たせてもらいました!」キャハ☆

八幡(なん…だと…俺の行動を読まれていただと…)

いろは「そ・れ・に!結衣先輩にも見せつけないと…ね?」チラッ

結衣「ぐぬぬ」

八幡「わかった。受け取るからお前はもう帰れ」

いろは「せっかくなんで次の授業までお話しましょう♪」

 
30 : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS 2015/04/22 13:55:36.77 vQIT1YU4O 11/62
結衣「ヒッキー!!!私ともしゃべろ!」タタタ

いろは「結衣先輩、悪いんですけどぉ~先輩は今、私としゃべってるんですよぉ」ニコッ

結衣「べ、別に一緒でも良いじゃん!ね?ヒッキー?」

八幡「いや良くないから」(周り見て見ろよ。お前が来たせいで余計目立ってんじゃねえかよ。くそ、なんでこんなことになったんだ)

結衣「そういえばさぁ~いろはちゃんさっき昨日の夜とか言ってなかった?」ニコニコ

いろは「言いましたよ?昨日、先輩【から】電話がかかってきていっぱいお話したんですよ~」ニコニコ

結衣「へ~そうなんだぁ」ギロッ

八幡(ひっ!も、もう帰りたいよぉ~)

結衣「でもヒッキーから電話なんておかしいよね?どんな事したの?ていうかいつの間に連絡先交換してたの?」

いろは「特になにもしてませんよ?交換したのは昨日の放課後ですね。先輩は優しいですからちゃんと連絡くれたみたいです!」フフッ

結衣「…ヒッキー。今日の夜、私【だけに】電話してね?」

八幡「きょ、今日は用事が「してね?」…ハイ」

結衣「今日の放課後、ちゃんと来てね?」

いろは「ちゃんと行きますよ。そういえば結衣先輩たち.. ≪キーンコーンカーンコーン≫・・・続きは放課後で、ですね?」

結衣「・・・そうだね」

いろは「じゃあ先輩、私戻りますね。あとお弁当ちゃんと食べてくださいね?明日はもっとすごいの作ってきますから」ニコッ

八幡(これが明日からも続くとか地獄じゃね?)

結衣「この事ゆきのんに報告するからね」

八幡「ア、ハイ」




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